Now Loading
日本人は、遠き昔より、自然との共生を基本思想に暮らしてきました。
木の家づくりも、花鳥風月と友とし、
四季の変化に心を動かされる日本人独特の感性から生まれてきた文化。
現代風に言えば、スローライフといったところでしょうか。
20世紀のスピード化路線のなかで見失われつつあった、
時間的なゆとりのある、この地域の食や文化などを継承しながら、
心豊かな生活を愉しむライフスタイルの魅力に、いま再び視線が注がれています。
私たちが、先人から受け継いできた、木の家が持つ感覚的な心地よさ。
そして、日本の気候風土と暮らしの中で、
永い年月を経て磨かれてきた木造従来工法。
これらを活かす木の家づくりは、
日本で暮らす私たちに、心身共に安らぎを与えてくれます。
私たちは、1棟1棟心を込めて、
この地で育まれた良質な木材と伝統の在来軸組工法で、
住まいづくりに取り組んでおります。
天然の素材には、なにものにも代えがたい
質感と手触り、味わいがあります。
しかし、その魅力も最大限に引き出す技術がなければ、
本当にいい家はつくれません。
森や大地から授かった確かな素材と、
熟練した職人たちの確かな技術。
二つが融合して、はじめて生まれる心地よさ。
私たちがこだわり続けてきた、本物のクオリティです。
安心で快適な住まいとするために、
私たちは基本性能を、とても大切にしています。
デザインと基本性能が高いレベルで融合し、
日々の暮らしをしっかりと守る。
それが、技術者を中心としたプロ集団である、
私たちの責任であり、誇りです。
私たちの想いを、4つの漢字で表現しました。
「住」まわれる方の「思」いを、
商「品」にし、「喜」んでいただく。
そのお手伝いをさせていただくのが、私たちの仕事だと思っております。
商品をお渡ししてからが、本当のお客様とのお付き合いだと思っております。
お客様の笑顔が見えるよう、私たちは日々精進しております。
高温多湿の日本の気候では、結露や腐朽菌、カビ、シロアリが繁殖しやすく、それが木造住宅の寿命を縮める要因になりがちです。住まいの耐久性を高める上で、湿気対策は最も重要な課題。私たちは、エアサイクル工法を採用する事で、木の家を長持ちさせ、資産価値の高い家をつくります。耐熱性能と湿気を拡散させるエアサイクル層が木材腐朽を軽減し、構造部の耐久性維持に繋げています。
21世紀のサスティナブル(持続可能な経済社会)が求めている、省エネルギー型の長寿命住宅(幾世代に渡って、家族が快適な住み心地を享受できる住宅を)目指しています。
私どもは、吉備の中山の麓、一宮で大工工事を創めてから60有余年、地元の皆様と共に活動しております。古来よりある技術と経験を活かしながら、新しい工法を取り入れて、お客様のニーズに答える家づくりをしております。
3世代に渡って、地域の皆様と共に、これまでも、そしてこれからも長く住める住環境を目指します。
高齢化社会を迎える日本では、「健康住宅®」をつくる事が、ますます大切になってきます。
有害な化学物質を含まない材料や調湿作用のある自然素材を使い、外張り断熱材による断熱に加え、冬はエアサイクル層の暖気が住まいを包み込み、家の中の温度差を少なくします。
夏は、屋根断熱の遮断効果と、躯体内の上昇気流が、こもった熱気を軽減し、部屋間も通風計画・窓からの日射遮蔽と合わせ、暑さを和らげ、健康に配慮した空間をつくります。
高度な文明と、経済成長の陰で進行した、環境破壊。その結果が、地球温暖化、オゾン層の破壊、資源の枯渇などの地球環境問題です。破壊を回避するためには、産業や生活を、環境にやさしいスタイルに切り替えていかなくてはなりません。住宅で言えば、省エネルギー住宅であり、長寿命住宅です。
エアサイクル工法を活用すれば、優れた断熱性と太陽や風、地熱などの自然エネルギーの活用で、冷暖房費が節減できます。
また、建物を長持ちさせて、資源を有効に活用し、廃棄時にはゴミを少なく、リサイクル可能な部材は再利用する等、環境に優しい家づくりを目指します。